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2024.04.20 - 
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発毛剤について ~その1~

2006.08.01 - 発毛剤について
今回は、育毛剤編の続編として
発毛剤について書いていきたいと思います。

発毛剤とは、その名の通り髪の毛を生やす薬品です。
AGAのサイトの対処法のページでは、
飲むタイプとして、フィナステリド
塗るタイプとして、ミノキシジル、塩化カルプロニウム
として挙げています。医師で処方される薬と言う訳ですね。

これらの成分を配合した薬を日本では発毛剤としています。

そして育毛剤は、最近では発毛促進剤と名前を変えてきていますが、
「発毛剤」として日本で認可され薬局で市販されているのは、
大正製薬の「リアップ」だけです。→サイトはこちら

日本で始めてミノキシジルを育毛成分として配合する事が
認可されたのが、リアップです。

では、その成分ミノキシジルについて説明します。
注:私は医療資格者ではないので、「効果がある」と言う表現は
薬事法違反になります。あくまで「効果があると言われている」
個人の話として受け取って下さい。

ミノキシジルは当初、高血圧の治療に使われていたのですが、
臨床試験の結果、この薬を服用した男性の頭皮に
異常発毛の症状が見られた人が多数いたと言われています。
つまり、ミノキシジルは当初の治療の副作用を発展させた薬品と言えます。

ミノキシジルを使用し75%以上の方に何らかの(抜け毛が減ったのも含む)
育毛、発毛の効果があったと言われています。
つまり、大抵の人に効果があったと言う事らしいです。

ミノキシジルの効果としては、
直接、毛母細胞を刺激、血管拡張と栄養補給の促進、
男性ホルモンを阻害すると言われています。

短所としては、
薬品なのでまれに副作用があり、添付した部分にかゆみが起こる場合がある、
動悸、胸痛、心拍が速くなる、場合がある
手足のむくみの症状が現れる場合があると言われています。

ミノキシジルで生やした髪の毛は、ミノキシジルでしか維持できない
と言われ、使用を中止すると、元に戻ると言われています。
また、その元に戻り方が急激な為、以前より薄くなったと思いがちだそうです。
回復限界(一定以上から回復しなくなり頭打ち状態になる)があると言われています。
毛母細胞を刺激するので、長い間脱毛状態の人(細胞が死んでいる人)には、
効果が無いとされています。
壮年性脱毛症(男性型脱毛症)には効果があるが、
それ以外の脱毛症には効果が無いと言われています。
そして、頭頂部(カッパハゲ)には効果があるが、
生え際にはあまり効果が無い(効果が出にくい)と言われています。

では、様々な日本で有名なミノキシジル製品を紹介します。

リアップ   (大正製薬)ミノキシジル1%配合
ロゲイン   (アメリカ製)2%と5%があります。
ヘッドウェイ (ニュージーランド製)5%
カークランド (アメリカ製)5%
ザンドロックス(アメリカ製)12.5%と15%

ちなみに、日本の医療機関で処方されるミノキシジルは、
2%、5%、6%と言われています。

余談ですが「塩化カルプロニウム」も市販の国内メーカーの
育毛剤の含有率は1%、医療機関で処方される物は5%と言われています。

リアップはミノキシジルが他の国の製品より少ないですが、
これは、臨床試験の結果2%と1%で効果の違いがあまり無く、
含有の%が上がると副作用のリスクも上がる為1%に決定したらしいです。

ミノキシジルは大体、3ヶ月くらいで効果が現れるらしいですが、
リアップはその1%という含有量から6ヶ月程
効果を確認するのにかかると言われています。

リアップ以外は、個人輸入の形で手に入れる事になります。
ハワイ帰りの男性がロゲインをよく買って帰るのは有名な話。

リアップは、容器自体で一回の用量を測れるようになっていますが、
その他の国のミノキシジル発毛剤はスポイトで測るようになります。

色々な、サイトを見て回りましたが、ミノキ系発毛剤を使用している方は、
最初リアップから始め段々%の高い製品に向かう傾向にあるようです。
(5%で大体落ち着いている気がします)

1日に決められた回数、用量以上に使用しても効果に変わりは無いとされ、
また、副作用のリスクだけが増大すると言われています。
あなたは、風邪を引いて風邪薬を飲む時に風邪を早く治したいからと言って
風邪薬を1度に決められた量の何倍も飲みますか?それと同じ事です。
はやる気持ちは分かりますが、用量、使用方法は守りましょう。

注:私は医療資格者ではないので効果があると言う表現は
薬事法違反の為使えません。あくまで「○○と言われている」という個人的な話として
解釈して下さい。文章は「○○と言われている」と言う話であり
効果を保障する話でもなければ、責任も負えません。御了承下さってお読み下さい。
また、正確な情報は直接病院に行き医師の説明や、
医療資格者のサイト等で必ずお確かめ下さい。

医療資格者に無いと思われる方が、HPやブログでミノキシジルや
フィナステリドの効果を効果があると言い切りで説明している方が
たまにおられますが、私のブログを読んでいる方はくれぐれも
発毛に効果があると言われている薬を使用するという事を簡単に考えないで下さい。

入手するには、医療機関で処方されるか個人輸入の形になります。
発毛剤に限らず個人輸入は、
振り込んだまま相手から連絡が来ないなどのトラブルもあります。
また、サイトで発毛剤などの効果を宣伝し販売する事は
薬事法違反になり出来ません。そういう点をきちんと見て、
悪質な個人輸入に引っかからない様に気をつけましょう。
医療機関で処方されてもAGAの治療は保険が利きません。
処方の薬も全額負担になります。

私の、個人的な意見としましては、
ミノキシジル系発毛剤は「育毛の最終兵器」です。
私の個人的なイメージで言うと、「発毛の強制ポンプ」ですね。
もっと早く、もっと多く生えてくれと思い始めたり、
回復限界が来たなと思い始めたりすると
皆さん「もっと強いポンプ(含有%が多い)」製品に行くようです。
当然ポンプを強くすれば体に負担(副作用)の可能性も高くなります。
くれぐれも、用量、用法は決められた通りに行って下さい。

しかし、当然薬の塗布を止めると効果が無くなる(元に戻る)ので
維持していくには、ずっともうはげた状態でもいいやと思う時まで
使用していく必要があります。
とは言え、育毛剤を買う人もずっと買い続ける訳だから、一緒と言えば一緒ですが。
リアップのCMを掛府さんがやっていたのは、懐かしい話ですね。
現在は使用を止めているのかな?

育毛剤(発毛促進剤)と発毛剤、名前は似ていて、
薬局の陳列も同じ様な所に置いてあっても、
よりミノキ系発毛剤が薬である事がイメージできたでしょうか?
同じ様に使うようで、使用には厳しく守るべき事があるのが理解できたでしょうか。

リアップは「リアップ発毛マラソン」として、
リアップを使用している方の交流を深める運動をしています。
参加者には、HPやブログで使用経過をアップされている方が
多数おられます。一度検索されて見ると良いでしょう。

私が調べた時点での、業界最安値のお店を紹介しておきます→こちら
あまりにも激安で有名なので、入荷即売り切れも多々あります。
見つけたら即買いをお勧めします。

では、次回は発毛剤のその2として飲む発毛剤(経口タイプ)について
書いていきたいと思います。
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