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2024.04.20 - 
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脱毛(発毛)のメカニズム

2006.07.14 - 脱毛のメカニズム
今日はヘアサイクルを見ていきながら、
脱毛や薄毛がどうして起こるのかを知って生きましょう。

男性型脱毛症はゆるやかに進行していきます。
だから、初期ではあまり気が付きません。

そして、何となく「最近ボリュームが無いな」とか
「伸びるのが遅くなったな」と思って頭の生え際や天辺を
くしで上げたり、鏡で見た時に気が付くのです。
「あれ?こんなに髪の毛の間に隙間あったけ・・・」

気づいた時が最後です。昨日までの何も知らなかった自分に

さようなら・・・

翌日からは、髭剃り時に、お風呂上りに鏡を見ながら
気が気では無くなります。

合コンはおろか、外を歩く時も頭を見られている様な不安になり消極的に。
海やプールなんてとんでもない!

さぁ、どうして薄くなったのかまずはヘアサイクルを知りましょう。


(バイオスコア様サイトより)

ヘアサイクルは主に3つの期間に分けられます。
成長期、退行期、休止期です。

成長期・・・文字通り髪の毛が成長する期間です。男性は2年から4年。
      女性は男性よりもう1~2年長いと言われています。
      毛根で酸素と栄養を受け取りぐんぐん伸びていきます。
      正常なら頭に生えている85~90%の髪の毛が成長期です。

退行期・・・成長期が終わり毛母細胞の増殖がだんだん無くなっていく
      期間です。2~3週間で細胞の増殖が無くなります。

休止期・・・成長が止まった髪の毛は毛穴のキューティクルにより、
      止まっている状態になります。
      その下では毛根が新しい髪を作る準備をしています。
      数ヶ月間その状態が続き、新しい(成長期に入った)
      髪の毛が上で留まっている古い髪の毛を押し上げて、
      新しい髪の毛が生えてきます。

以上が正常な髪の毛のサイクルです。
脱毛状態の原因の1つにこのサイクルが乱れた時におこります。

つまり、通常2年~4年と言われる脱毛の状態が、
何らかの原因で1年~2年で終了してしまったら、
次の早期に抜けた毛穴から次の髪の毛が成長期に入るまで、
生えてこなくなります。その状態が1本や2本では分かりませんが、
数年かけて、あちこちに起こり始めると髪の生えている密度が減り、
薄毛になったり、酷くなると脱毛(ハゲ)状態になる訳です。

また、そう言ったサイクルが乱れている時は毛母細胞も
弱っている場合が多く、細くて腰の無い弱い髪の毛が生えてきます。
単純に髪の太さが半分になれば薄毛になります。

そして、究極は生えて来ない状態になると言う事です。
毛穴が塞がったり、毛母細胞が仮死状態になって成長期にならないのです。orz

しかし、仮死状態なら生き返る事が可能です。
死滅したら自毛植毛かカツラでカバーするしか現状ではありません。

髪の毛も人間も細胞の塊です。仮死状態からの蘇生は、
早ければ早いほど確立も高くなります。
一説には脱毛状態から回復するには、
健毛時から脱毛時までにかかった時間と同じ時間がかかるとも
言われています。早めのケアが大事なのですね。

では、次回は脱毛の原因となるヘアサイクルが乱れてしまう、
「何らかの原因」を考えて行きたいと思います。      

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