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育毛の今後について

2006.08.04 - 育毛の未来
様々な髪に良い事、良い生活を書いてきました。

今日は、育毛の今後を様々なサイトを見てきた観点から
育毛の今後について予想してみたいと思います。

前書きで書きましたが、薄毛で悩んでいる人は20年前に比べて2倍になり、
成人の1600万人から2500万人が
何かしらの頭髪の悩みを抱えているそうです。

更に、最近では女性の薄毛も深刻になっているそうで、
その背景には社会に出て働く女性の進出と
ストレスが関係していると言われています。

薄毛になって、困る事はほぼ100%見た目です。
独身でいつまでも遊びたい男性(独身貴族)の急増。
いつまでも若さ、美しさにこだわっていたい女性の薄毛の急増。
その見た目を著しく損なうと思う事が、
薄毛、脱毛の最も困ってしまう事だと思います。
いつまでも、若くないんだ・・・
もう、自分の全盛期は終わった・・・
合コンで相手にされないかも・・・

誰もそんな事あなたに言っていません。
あなたがそう思い込んでネガティブになっているだけです。
明るいハゲの人、彼女のいるハゲの人たくさんいます。

しかし、ハゲて(特に薄毛、脱毛に気づいた初期)ネガティブになるな
と言うのも難しい事です。20代ならなおさら、40代でも嫌ですよね。
恐らくこれから先、薄毛人口の増加と言う時代背景に合わせて、
育毛、増毛ビジネス及び、育毛、増毛技術は急激に発展していくと思います。
問題のある所に、ビジネスの匂い有り。これは必然の流れなのです。
昨今では、高齢化社会に伴い介護事業者の急増、
ヘルパー資格取得を目指す人の講義は連日満員でした。
そして、例えはあまり良くありませんが、
戦争の後には、義手、義足の技術が急速に発展するのは有名な話です。

と言う事は当然、育毛、増毛も需要があるのは分かっているのですから
新しい技術を開発しビジネス(お金)にしようという流れは
誰かの手によって起こる筈です。
AGAという名前で、病院(皮膚科)で診てもらえる制度が整ったのも
そう言った、社会的風潮である事の表れであると言えます。

私が色んな育毛系サイトや掲示板等を見てきた経験から
勝手に育毛、増毛の未来予想をすると2つの方向が見えてくると思います。

注意:あくまで勝手に予想です。様々なサイトを調べて読んだ結果思った事ですが、
根拠はありません。責任も持てません。正解は未来だけが知っています。
しかし未来に期待し、皆さんの脱毛や薄毛のストレスに少しでも
気晴らしになってくれれば良いと思い書きました。

1つ目は、新しい発毛剤の発見、開発
近年まで謎とされていた脱毛症の原因がかなり解明されてきた様です。
現在のミノキシジルに代表される発毛剤は、
別の治療の副作用で偶然発見されたものです。
言わば「副産物的発毛剤」が現役で最も効果の期待できる発毛剤です。
これからは、現時点で解明された脱毛症の原因から、研究開発された
正真正銘の「発毛剤として生まれた発毛剤」が出てくると思われます。
発毛効果は上がり、副作用も限りなく無し。そう言った発毛剤がそろそろ現われそうです。
私としては、塗布または服用を止めても元に戻らない事(完治薬)を
期待しますが、ちょっと高望みでしょうか?
また、AGAの遺伝的スイッチ(ある年齢から脱毛が始まる)が
オンになるのを遅らせたり、再びオフに出来る事も
「遺伝子修復技術」「遺伝子組換技術」の発展と共に可能だと思います。

2つ目は、毛母バンクの確立
毛母バンクのページを見ましたが、つまりは再生医療でしょうか。
つまりは、クローン、「細胞培養」技術です。
現在の自毛植毛は、男性ホルモンの影響を受けない
後頭部の髪の毛を移植しますが、後頭部の皮の余裕が無くなれば
髪の毛の移植が出来なくなり、移植限界があります。
しかし、この再生医療が確立されれば男性ホルモンの影響を受けない
後頭部の髪の毛1本あれば、そこから、何本でも自分の髪の毛の
クローンを作る事が出来ると思われます。
それを、必要数だけ培養し薄毛、脱毛部分に植えつけて完了です。
頭皮全体が、男性ホルモンの影響を受けない自分の後頭部の
髪の毛で覆う事が出来たら、禿げの悩みは世の中から消えるでしょう
実際、毛母バンクに期待する声は相当高いようですが、
しかし、毛母バンクは設立されたばかりでこれからのようです。
クローン技術者と提携を取り、技術を確立、成功したら
動物実験、そしてクローンを使用する事での人体の影響を調べ
そして認可されれば、実用化となるのでまだまだ先の話でしょう。
また、費用もいくら掛かるか分かりませんが
世に出た初期においては○百万単位はするのでは無いでしょうか。
一説によると本数は分かりませんが、最初は400万円位と言われています。
ちなみに動物実験は2004年に成功してるようですが、進展が聞えて来ない…→こちら

3つ目は育毛産業のすそ野の拡大
育毛サロンで行う事は、シャンプーと育毛剤の塗布と生活管理です。
同じ様なシャンプーと育毛剤の塗布を、
いつも行く美容院や床屋で今後行えるようになると思います。
値段も育毛サロンの施術より安く(半値以下、3000円程度が理想)
いつも行く所なので強引な勧誘も無く、自分のペースで予約して行ける。
育毛サロンとほぼ同じ機材で、ほぼ同じ事を行う事なら言う事無しです。
または、健康ブームでコンビニフィットネスと言う物が流行りました。
同じ様にヘアサロンの機材を好きな時に行き安価に使う
「コンビニヘアサロン」なるものが現われるのではないでしょうか。
どちらにしても、いつまでも一部の企業が不透明な効果と価格設定で
独占的に育毛事業を行う時代はそろそろ終了しそうです。病院でも診察できる様になったしね。
社会問題にビジネス有りです。新規参入が世の中に食い込む基本は
既存企業に無い「安さ」です。
需要があるわけですから、お客が納得する値段、設備で供給さえすれば
お金になるのです。簡単な理屈ですね。育毛産業のすそ野は拡大すると思います。

私の勝手な未来予想でした^^;

1つ目と2つ目が確立されると言う事は、ハゲで悩む人がいなくなると言う事です。
どちらも、具体的な所まで研究は進んでいるようです。
遺伝子は、ハゲになるスイッチの遺伝子を見つける所まで来ました。
培養技術は、現在マウスによる実験が行われています。
培養技術による、歯のインプラントはもう可能だそうです。
後は、癌やクローンの寿命的な問題をどうクリアするかでしょう。

そして、技術が確立されたら国や医療機関、企業との兼ね合いです。
2つの技術は根治技術なので、確立されると現在の業界のバランスは崩れます。
カツラメーカー、育毛サロン、製薬会社、化粧品メーカー、
植毛クリニック、病院、全てが金銭、経営的に納得の行く状態にしないといけません。
つい最近の、「消費者金融、金利引下げ問題」も相当な圧力が
政治家にかかっていたのが見て取れたと思います。
ハゲ根治技術が導入された時、同じ事が起こる事が予想されます。
しかし、そう言った問題を考える所まで来ている時期なのです。
有名な企業ではアデランスや、メナードも培養研究に協力しています。
生き残る為には、カツラや増毛、育毛剤では近い将来、企業の未来が
無い所まで来ていると思っているからこその行動ではないでしょうか?

ハゲていたりハゲ始めて、絶望に近い状況かもしれません。
でも、未来は可能性に溢れています。
現在は、もう根治治療の一歩手前まで科学技術が来ている時代なのです。
今は前向きに「今出来る育毛を頑張りましょう」

これからの私のブログは、育毛の新しいニュース、育毛方法、
良くある育毛のQ&Aなど、思いついた事を気の向くまま書きたいとおもいます。

スローライフ、スローフードを心がけ、心にゆとりを持って生活して下さいね。

その後の続き
9月25日の朝日新聞に毛髪再生医療の記事がありました。
毛髪培養の人への実験が、始まっているようです。
5年後の2011年をめどに実用化へ努力との事ですが、
問題なく進んで欲しいですね。後は5年後へ向けてお金・・・
それと、男性ホルモンを抑制する塗り薬の開発もしているそうです。
ミノキシジルの強力版?嫌、男性ホルモン抑制と言う事はフィナステリドの
塗り薬版と考えるのでしょうか?完全に男性ホルモンを毛髪からブロック出来れば、
AGAの原因は止められます。期待してしまいますね。

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