今回は、育毛剤あれこれといたしまして、
過去にテレビやマスコミ話題になった
「自宅で出来る育毛剤」について取り上げていきたいと思います。
自宅で作れる育毛剤
甘紫蘇(コレウスエキス)
皮膚への浸透促進、皮膚の炎症を抑える効果があるとされています。
コレウスエキスは、インドのシソ科の植物であるコレウスフォルスコリィの
根っこの粉末から抽出した成分で、
直接細胞に働きかけ活性化させる効果があると言われております。
アロエ(アロイン)
アロエに含まれる「アロイン」と言う成分が
5αリダクターゼを阻害すると言う事がテレビで取り上げられ有名に。
また、その番組で自家製アロエの育毛剤を生え際に塗っていた
おじいさんが、額にホクロのような入墨を入れてチェックしていた。
確かに生え際が、数ヶ月前の写真と比べ降りて来ていたので
噂が噂を呼びブレイクしたと思われます。
アロエ育毛剤(アロエ酒)の作り方
用意するもの キダチアロエ20cm×7本 焼酎1升
スプレー容器(100円ショップ等で簡単に手に入る)
1.キダチアロエを3㎝×7ほどの長さに切り、3日間日陰で乾燥。
2.乾燥させたアロエ80~100gと焼酎1升を瓶に入れる。
3.直射日光は避け常温で2週間置く。
4.アロエを網などで取り除きながらスプレー容器に入れ完成。
清潔な頭皮に1日朝晩2回吹きかけて下さい。
作った物は冷蔵庫に保管して下さい。保存期限は3ヶ月。
みかん(リモネン)
アロエと同じくみかんの皮の「リモネン」と言う成分が
5αリダクターゼを阻害すると言う事がテレビで取り上げられ有名に。
作り方はアロエ酒とほぼ同じです。
アロエ7本の代わりにみかんの皮20個を焼酎1升につけてください。
みかんより、オレンジの方がリモネンが多いそうなので、
みかん酒と言う名前が一般的ですが、オレンジの皮を使う方が良いです。
ちなみに、純粋に皮だけをつけるようにして下さい。
へたの部分は毒素があるので、必ず取り除くようにして下さい。
どうして、焼酎に漬けるかというと、精油が酒の中に溶け出すからです。
※アロエ酒もみかん酒も使用前は、腕の一部(1cm×1cmの範囲)で
アレルギーのパッチテストを行い、安全を確認してから使用して下さい。
その他、臭いや色などおかしいと思ったらすぐ捨てて下さい。
事実に基づいて、正しい作り方を説明しましたが、
トラブル等の責任は当方では負いかねます。自己責任でお願いします。
以上が自宅で出来る育毛剤でした。
最近では、紫蘇、アロエ、みかんも広く育毛に認知され、
大手の育毛剤でも使用、配合されるようになりました。
やはり、化学物質と違い、天然成分と言うのは体に優しいイメージがあり
長期で使うのに適していると思います。
しかし天然の物だけにくれぐれも自宅で作る場合は、
腐らせた物を頭に使用する様な事だけは気をつけ
日々、色や臭いなどチェックして使用して下さい。
次回は、頭につける育毛剤以外のヘアケア製品について書いていきます。
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