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2024.11.24 - 
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湯シャンと、酸性水、アルカリ性水 その1

2006.07.23 - シャンプー編
前回、シャンプーのし過ぎが原因で
頭皮が「脂漏性皮膚炎」となってしまい、
脱毛の原因となっている「ひこう性脱毛」について書きました。

頭皮が痒い、フケが大量に出る人は勿論の事、
頭皮が赤く腫れ上がっている、ニキビのようなポツポツがある人もあてはまります。

目安は、朝スーツで出勤した帰りに
スーツの肩に白い粉の様なフケがついている人は要注意です。

実際に頭皮の専門の病院の先生によると、
「来院する方の4割の人がAGAとひこう性脱毛を同時併発している」らしいです。

これは、近年ヘアサロンやシャンプーメーカーが
脱毛の原因を「頭皮の脂」と位置づけ徹底的に悪に仕立て上げた為かもしれません。
頭皮の脂は本来頭皮を様々な物から保護するバリアの役目をします。
人間に必要なものだから、分泌されているのです。
だから、闇雲に取り除くと体は急いで作ろうと余計に頭皮の脂を分泌しようとします。
「皮脂分泌過剰」です。自分が生まれてきて10代を過ごし、
普通にシャンプーして保ってきた頭皮の脂の分泌量を
自分で手を加えて、わざわざバランス壊しているのです。

また、脂(バリア)の無い状態で、外に出て紫外線を浴びるのも
頭皮に相当なダメージを負いかねません。
髪の毛が元気になるのは、頭皮の正常な環境が大事です。
適切な量に、頭皮の脂を保つ事が大事なのです。
ストレスや、不規則な生活、一人暮らしが始まって乱れる食生活等、
基本的に皮脂分泌過剰になる事が大人になってからは多いですが、
不規則ゆえに、朝シャンプーして夜シャンプーや、
AGAを過度に心配するあまり、過剰なシャンプー等
皮脂を過剰に洗浄するあまり、腫れ上がっている人もいるのも事実です。

痒くて掻いた所の髪の毛は、頭皮が傷つけられて抜けているので、
そのままでは毛髪の再生が困難です。
しかし、逆に言えば、AGAの遺伝等の原因と違い
頭皮の環境が正常になれば生えてくる訳で、
毛根が死ぬ前の早期の治療が、有効だといえるでしょう。

信号待ちや、駅の電車待ちの時等、
なんとなく人の後ろ姿を見ている時がありますが、
ある、特定の部分だけ偏って薄くなっている人を見かけます。
そう言った人は、ひこう性脱毛の可能性が高く、
本人は「AGAだろう」と思って諦めているのかもしれませんが、
治療をしっかりすれば、生えてくるのにもったいないと思ってしまいます。

前回、薬等の治療方法は書きましたので今回は違う視点で
ひこう性脱毛の治療法の一つを書きたいと思います。

シャンプーのしすぎで、頭皮が炎症をおこしているなら、
シャンプーをしなければいい。
でも、シャンプーを使わなければ、汚れや脂が溜まっていくのでは?
と心配している方におすすめしたい方法、それが「湯シャン」です。

方法については、次回に続きます。
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