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2024.11.23 - 
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育毛剤あれこれ ~その1~

2006.07.31 - 育毛剤の種類
今回は、育毛剤の種類についての話です。

育毛剤と言うのは、私的には肥料であると考えています。
頭皮を土地(畑)、髪の毛を作物として血液を水に、
そして、ヘアケアを「開墾」作業に当てはめれると思います。
さしずめ頭皮の脂は、荒れた大地の岩、
男性ホルモンは、作物(髪の毛)を荒らす害虫の様なものでしょうか。

つまり、ヘアケアと言う開墾作業を行わないで、
草木一本生えていない荒野(頭皮)に肥料(育毛剤)をドカドカかけても、
効果が薄いばかりか、全く無い場合もあると言う事です。

確かに、脱毛の状態やパターンにより相性の良し悪しはあるでしょう。
しかし、育毛剤だけで使ってもヘアケアを全く行わず、
不規則、不摂生な生活を送っている方で
「この育毛剤、効果が無いじゃないか」「所詮気休めだろ!」と言う方
これでは、クレームを言われているメーカーが可哀想です。

絶対生えてくる育毛剤があればノーベル賞ものだと言われている様に
絶対生えてくる育毛剤は現在存在しません。
しかし、各メーカーが市販している育毛剤は、
育毛に対して研究しそれぞれ理論を持って世に送り出しているのも事実です。
育毛剤の効果を引き出しやすい状態、更には最大限に出す為にも
ホームケアと言う髪に良い生活を送る事が重要で不可欠だと思います。

それにしても、市販の育毛剤って色々ありますよね。
何が何だか種類が多すぎて訳が分からない方も多いと思います。

色々まとめてみましたので、参考にして下さい。
サプリ編同様、私は医療従事者では無いので「効果がある」と言う表現は
薬事法違反になり使えません。「効果があると言われている」個人的な話と解釈して下さい。
また、正確な情報は各サイトのHPを見てお確かめ下さい。

薬用サクセスフラバサイト→サイトはこちら
花王の育毛剤で独自の研究で「t-フラバノン」が
脱毛予防、発毛促進に効果があるとしています。
ジェットスプレータイプなので、
髪の毛に分け目を作り頭皮に直接噴射する事で更に効果的でしょう。

薬用アデノゲン→サイトはこちら
資生堂の育毛剤です。資生堂と言えば不老林でしたが、
不老林という名前は継承せず、アゲノゲンと言う名前に変わりました。
アデノゲンには「アデノシン」という生体内薬用育毛成分を配合しています。
「アデノシン」は血管を拡張する作用があると言われています。
容器はローションの様に振り掛けて使います。

イノベートEX→サイトはこちら
ライオンの育毛剤です。発毛促進シグナル増幅成分のサイトプリン、
独自の発毛エネルギー供給成分(抜けにくくする)のペンタデカン
アルファヒドロキシ酸誘導体と言う、育毛成分を頭皮に浸透させる成分と
促進、供給、浸透の3ステップ成分を配合しているのが特徴です。

他にもライオンは毛髪力シリーズが有名です。
ペンタデカン酸グリセリドと言う
細胞の直接エネルギー源となる成分を配合しているのが特徴です。

グローイングショットエス→サイトはこちら
ポーラ化粧品の育毛剤です。ポーラオリジナル成分である
Sマルトシド=スチグマスタノールマルトシド(保湿成分)
発毛に悪影響を与えると考えられる男性ホルモンの影響下でも、
毛根の成長を促す(再活性化)のが特徴のです。

カロヤン→サイトはこちら
第一三共の育毛剤は「カロヤン」シリーズです。
育毛剤と言えば、どのメーカーも振り掛けるローションタイプが
多いのですが、カロヤンシリーズはローション、スプレー、
最近ではジェルタイプと頭皮につけた時の事まで考えられています。
主成分は、塩化カルプロニウムとカシュウチンキの組み合わせです。


イノセントモウガシナジーX→サイトはこちら
ツムラの育毛剤モウガシリーズの最上位商品です。
ツムラと言えば漢方、当然モウガシリーズも100%生薬です。
とは言え、センブリやショウキョウチンキと言った生薬は
他の育毛剤でも良く使われています。
結局、他のメーカーも独自研究成分以外は生薬頼みと言えますね。
化学薬品配合の製品より副作用は少ないと言えます。
そして、シナジーとは相乗効果の意味。
それは、各生薬の配分率を最適に分配し、
それぞれの生薬の最高の効果を出すようにしてあると言うのが特徴です。

黄金宮
黄金宮の特徴は、リモネンと言うみかんに含まれている
脱毛をブロックする成分が配合されているのが特徴の商品です。
丁度、マスコミでリモネンが取り上げられ、
大手のメーカーに比べ広告展開は小さいですが、
口コミで広がった育毛剤です。

有名な育毛剤は以上でしょうか。


次に以下に育毛剤によく含まれている成分の特徴を書いておきます。

センブリ
毛細血管を拡張、血流を促進すると言われている。
結果毛母細胞を活性化させる成分として使用され、
市販の育毛剤及びスカルプリンスに多く利用されています。

ビタミンE誘導体
毛細血管拡張、血行促進と抗酸化の作用があると言われている。

塩化カルプロニウム
別名「フロジン液」血管拡張作用があると言われている。

ペンタデカン酸グリセリド
男性ホルモンによる影響を受けずに直接毛根細胞に
養分を与える事ができると言われている。

成分を聞けば、あれもこれもと欲しくなりますが、
育毛剤は1日1回~2回、決められた用量を。そして、
一度に多く使っても効果は変わらないと各育毛剤の説明書に書いています。
サイトをよく見て、あなたに合った育毛剤を選んで下さい。

注意点は、「根気」です。不規則、不摂生、ストレスによる負担で
徐々に徐々に髪の毛がやせ細ってきたのです。
一週間、1カ月ですぐ生えるなどと言う甘い考えは苛立ちばかり増えます。
また、髪の毛栄養を与えると、やせ細った髪の毛が抜け
新しい髪の毛が作られようとします。「発毛の初期脱毛と言います」
その時に、抜けた髪の毛を見て「育毛剤を使って抜け毛が増えた」と思い
使用をやめる方がいます。しかし、これは非常に勿体無い勘違いです。
育毛剤は、慌てず、焦らず、諦めずの精神で使用して下さい。

私が調べた時点での業界最安値のショップを紹介しておきます。
何か恥ずかしくて近くの薬局で買えない方はどうぞ。
買える方も近くの薬局よりも安いと思います。→こちら

次回は、育毛剤あれこれ~その2~を書いていきます。

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